知っておきたい看護師が英語力を身につけるといい理由

2014年に診療報酬が改定されました。

これは2025年問題で、75歳以上の後期高齢者が4人に1人になる超高齢社会が訪れることで、今までの医療モデルが崩壊してしまうために起こる問題を解決するための改定です。
この改定により、病院での闘病ではなく、在宅医療を充実させて、医療費削減と医療従事者の負担軽減を目指しています。そのため医療提供体制が再構築され、急性期病棟が削減されます。そして、大きな病院などへ患者が集中しないような仕組みで、住み慣れた地域で医療や介護などが一体化して提供できるように、地域包括ケアシステムを作ることを目的としています。

これにより、看護師の職場も変化していきます。
2025年問題に対する改定で、病棟が減少し、病棟で働く看護師も減少すると考えられます。看護師として働く職場を、病院の病棟以外で見つける必要がくる可能性があるということです。看護師という仕事の需要が減る事はありません。しかし、働ける職場には限りがあります。

その対策として看護師ができることが英語学習をして英語力を身につけるということです。
英語を身につけていることで働く職場の幅を広げます。そうすることで病院という職場から、一般企業や海外でも活躍出来る職場の選択肢が増えます。

そこで、自分の英語力をアピール出来る様に、TOEICや日本医学英語検定試験などで資格を取るのも方法の一つです。看護師として英語を身につけることは、メリットしかありません。目標を設定し、英語を話せる看護師を目指すといいですね。